高度生殖補助医療の卵巣刺激法
高度生殖補助医療を行うためには、排卵する前に採卵しなければなりません。そのため排卵抑制剤（GnRHアゴニストまたはGnRHアンタゴニスト）を併用します。
- GnRHアゴニスト（ブセレリン点鼻薬）とhMG注射を併用する方法
long法
short法 - GnRHアンタゴニスト（セトロタイド注射、レルミナ内服薬）とhMG注射を併用する方法
- クロミフェン+hMG注射とGnRHアンタゴニスト（レルミナ内服薬）を併用する方法
- 黄体ホルモン内服とhMG注射を併用する方法（PPOS法）
他に、
- クロミフェンとhMG注射のみを行う方法
- クロミフェンのみ投与する方法
もあります。
※実際に体外受精や顕微授精を行う周期には、患者様の年齢・体重・卵巣の状態・今までのデータ、患者様自身のご希望から様々な排卵誘発剤を組み合わせて最適な方法を選択します。