一般不妊症の治療方法(タイミング療法と人工授精)

タイミング療法

排卵モニタリングを行いながら、排卵時期を正確に予測して夫婦生活を指導し、夫婦生活後にヒューナーテストを行います。

※排卵モニタリング・・・卵胞の大きさの測定、子宮内膜の厚さの観察、頸管粘液の量と粘調度の観察、尿や血中のLHホルモンの増加具合

ヒューナーテストとは、性交後の子宮頚管粘液中に存在する精子の数や運動性を確認するテストで排卵期の重要な検査です。

人工授精

採取した精液を培養液の下層に沈め、培養液中に泳ぎあがってきた運動性の良い精子を回収し、子宮内に戻す方法です。
子宮に戻した精子は体内で卵子と受精します。

人工授精の適応

  • 頸管粘液不良
  • 運動性の良好な精子数が少ない
  • 抗精子抗体陽性
  • ヒューナーテストの成績不良
  • 原因不明

など